イタリアの一つ星レストランも絶賛する味。
数々の受賞歴を持つ、新しい山椒の逸品
山椒ジェノベーゼ・山椒佃煮
story
養父市の畑地区の全戸が組合員となっている畑特産物生産出荷組合は、畑地区の高齢化による人口減少で生産も減少し、存続の危機にありました。
しかし、大阪大学とのワークショップや地域興しの研究活動で、今ある「村」の資源として農家の庭先に代々伝わる「朝倉山椒」に再度焦点を当てることが転機となり、村の住民を始めとして、大学やフードコーディネーター、野菜ソムリエ、デザイナーを巻き込み、朝倉山椒ジェノベーゼが誕生する運びとなりました。
畑地区で育てた朝倉山椒を一房ずつ手摘みで収穫し「洋」の新しいアレンジを加え、山椒の丸い実を模した愛らしいパッケージに見直し、世界への発信を行っています。
《山椒ジェノベーゼ》
「和」の食べ方しかなかった山椒に「洋」の新しいアレンジを加えたのが山椒ジェノベーゼです。養父市発祥の朝倉山椒が持つ特徴である、他の山椒に比べて柑橘系の爽やかでフルーティーな香りを活かした逸品となっております。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」「地方創生賞」“まちの逸品”部門の最優秀賞受賞や五つ星ひょうごにも選定されています。
《山椒佃煮》
クセになる刺激の実山椒をふっくら柔らかく炊き上げた、香味豊かな食欲をそそられる愛され続ける佃煮。
若く柔らかい青実をひと房づつ手摘みで丁寧に収穫し、創業35年来、守り続けた伝統のレシピで、炊き立てのご飯のおかずやおにぎりの具材、素麺の薬味、魚の煮つけに添えるなど食べ方は豊富。
おすすめの使い方
1.カルパッチョ
①
②
山椒ジェノベーゼ(大さじ2)・お酢(大さじ1)・レモン汁(小さじ1)・塩(適量)を混ぜて、ソースを作ります。
鯛などの白身魚のお刺身を並べ、①のソースを回しかけて完成。
2.ジェノベパスタ
①
②
③
パスタ80g(1人前)を、パスタのパッケージに従って茹でます。
茹で上がったら水を切りボウルに移して、パスタが熱いうちに山椒ジェノベーゼを大さじ2杯程度加え、和えます。
お好みで、塩・粗びきコショウで味を調整して完成。
3.バケットピザ
①
②
③
バケットをお好みの厚さにスライスします。
1/4に切ったミニトマト・とろけるチーズをのせ、トースターできつね色になるまで焼きます。
山椒ジェノベーゼを振りかけて完成!
山椒佃煮は“定番の薬味”として。
冷奴にのせて。お魚の煮つけに添えて。そうめんの薬味として。おにぎりの具材として。豚まんの具材として。玉子焼きの中に入れて。
アイデア次第で多くの料理の味を「いつもとは違う」「味の決まった」ものへと変えてくれます。
まずは食べなれたものに、ひとつまみ合わせてみてください。
朝倉山椒 あさくらさんしょう とは
《朝倉山椒》は400年以上の歴史を持つ由緒ある名産品です。
その昔、天下統一を果たした豊臣秀吉の命により、生野鉱山奉行が山椒を植樹。その後、大きく育った木から収穫した実を薬として、秀吉の次に天下を治める徳川家康に献上したことがきっかけとなり、朝倉集落で栽培される山椒は“天下人が好む高級贈答品”として珍重されるようになったとか。
果房や粒が共に大きく、香り高い高貴な食材「朝倉山椒」は、現在も但馬地方で栽培が受け継がれ、多くの人々に愛される特産品となっています。