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天下人が
愛した薬実
400年の歴史を持つ朝倉山椒。
その愛され続ける理由とは・・・。
1. 朝倉山椒は、山椒の高級品。
《朝倉山椒》は400年以上の歴史を持つ由緒ある名産品です。
その昔、天下統一を果たした豊臣秀吉の命により、生野鉱山奉行が山椒を植樹。その後、大きく育った木から収穫した実を薬として、秀吉の次に天下を治める徳川家康に献上したことがきっかけとなり、朝倉集落で栽培される山椒は“天下人が好む高級贈答品”として珍重されるようになったとか。
果房や粒が共に大きく、香り高い高貴な食材「朝倉山椒」は、現在も但馬地方で栽培が受け継がれ、多くの人々に愛される特産品となっています。
2. 歴史ある朝倉山椒を守り、継承していくための苗づくり。
長い歴史の中で、門外不出のの希少性から「朝倉山椒」の木は一時激減しますが、“伝統を絶やしてはいけない”と、1977年 朝倉山椒組合を設立し、優良苗の育成と生産に向け、栽培経験のある人へ聞き取り調査をすることからスタート。
根張りが浅く、枯れやすい山椒の木特有の弱点を克服するため、少しでも枯れにくい木を探してはひたすら接ぎ木を繰り返し、歳月を重ね、ようやく枯れにくく、果食部の芳香、大きさに優れた、実付きの良い苗の開発に成功。
但馬地域の農家さんとともに歴史に恥じない名品《朝倉山椒》の栽培に取り組んでいます。
3. 数値に裏付けされた、“魔法のスパイス”。
山椒の“しびれる刺激”がもたらす味覚的効果は驚くべきもの!魔法にかかったその舌は味を深く濃厚に、そして芳醇に感じます。
まさに山椒は魔法のスパイスなのです。
ピリリとした辛味や、舌がしびれるような独特の感覚は、“サンショオール”と呼ばれる成分によるもので、胃腸の機能を高める効果や冷え性を改善する効果なども期待できると言われます。
また、「朝倉山椒」は他の山椒に比べて粒が大きく、鮮やかなグリーンと豊かな香りは、お料理の主役にも、名脇役にもなれる風格です。
- 香味成分 -
朝倉山椒は他の山椒に比べて香気成分のリモネン(柑橘系の香り)を多く含み、フルーティーな香りがすっきりと爽やかな印象です。
- ポリフェノール含量 -
抗酸化作用が高いと言われているポリフェノール。山椒系統の中では最も高い含量があるのは朝倉山椒です。
- 山椒果実の硬さ -
破断荷重の値は小さいほど柔らかく、朝倉山椒の[10.3N]はとても柔らかい数値であり、加工に適していると言う証です。
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